もしも龍と出会えたなら

つながっているね、私

今日はどんよりのお天気でしたね。

私は目を使いすぎて疲れていたので緑にケアしてもらおうと公園へ行ってきました。

少し歩いてからシートを敷いて、曇りの空や緑や茶色になった大地を感じていました。

まるで自分だけの大地と空で独り占めしているみたい、と思いながら。

目を閉じて風や空気の匂いを感じていると

あらあら。

いつものように頭上で太陽のような光が照らし始めて、自分の輪郭が白く黄金に輝いていきます。

私の世界はあっという間に頭上のスポットライトで照らされたようになります。

白金や黄金の世界がまぶたの裏に広がっていて、

この光はどこからきているのだろうと、目を閉じながら追っていくと、私の輪郭のずっと上からのようです。

ああ、太陽が出てきたのだね。

そう思って目を開けると、そこにはやはりどんよりとした顔色の悪い空が広がっています。

目を閉じると再び光の世界が私を照らします。

ふふふ。

私は目の前に広がる顔色の悪い空や、冷たい空気や緑や茶色の大地だけではなくて

天上の白金や黄金の光までも独り占めしているみたい。

大地も風も空気も天も、みんな感じられる。

目を開けるとプラーナたちが、ただ私がそこにいることだけで祝福してくれている。

 

これがその世界なんだね。

つながるってこと。

ただ、感じられる世界。

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