最近、娘が肌や髪や体型などといった自分の外見を整えるようになってきた。
その理由は、好きな人ができたからか、などととらえるのが一般的かもしれない。
しかし娘は以前から一風変わっているのです。
それでその自分の身なりを整え始めたのはなぜかと言うと、何かから解放されたから、のようです。
その何かとは。
それは「お声がけ」でした。
以前は私や夫を通してまでも、そういう縁談のような声がかかっていたのですがそれがもうぴったりなくなってしまったのです(笑
そう言う縁談が持ちかけられるたびに、娘は快く思っていなかったようです。
なぜかと言うと「料理ができれば」とか「家事ができれば」など、そういうお話が必ず出てくるから。
娘は以前から自分は一生働く主義で、その話が一方的に出る時点であり得ないらしいのです。
結婚には全面的に否定しているわけではないのですが、お相手に料理や家事のスキルがあればいいと思っている派で😅
でも専業で主夫をしてもらうには自分の収入ではやっていけないようです。
だからお相手は定時のお仕事がよくて、仕事が終わったら料理を作ってくれる人がいいそうです。
ま、そう言うことなのでそんな相手はそうそういないだろうと、結婚はあきらめているか考えていないようです。
最近ではますますそんな条件の男性がいるはずもない年代に差しかかって、そして我々にもお宅の娘さんを、というお声もかからなくなって(笑
そしてそうなったことを今一番楽しんでいるのは、娘本人なのです。
何かから解放されたかのように、今、自分を楽しみ始めているようです。
自分の肌や髪や身なりを整え始めたのも自分が楽しいからのようです。
以前は仕事でもプライベートでも「結婚」というワードがついて回ったのですが、最近はめっきり少なくなり、その世間の結婚枠から解放された感があるみたい。
今は仕事を楽しんでしています。
そして毎朝鏡を見ることが楽しいようで何よりです。
やっぱり一般の集合意識や価値観の枠の中に入れられているとストレスだったのでしょうね。
本当にこの集合意識や価値観というものは困ったものですよね。
以前は自分を美しく保とうとすると「婚活」や「好きな人ができた」などの価値観で括られたのですが、
今は年齢というギフトがその枠を大幅に外してくれたようです。
娘は今、自分のための自分の価値観や自由を探り始めたのだと思います。
あ、でも結婚は全否定ではなくて
仕事は定時終わり(高収入でなくてもよい)
平日は料理を作ってくれる人
で、少し余裕のある生活(心と経済的に)がいいようです。
ちなみに娘は定時で終わることはまずないです😅
まあ、そんなお相手はまず無理かしら。
でも、この逆って結構あるのにね。
奥さん9時-17時で働いてそのあと家事してその上子どものお世話なんてざらよね。
どんだけ日本の女性は働いてるんだ、と謎でもあります。
それを考えたらまだまだ日本という国はいろんなプライドや価値観に縛られているのかもしれないですね。
女性も男性も声をあげていけたらいいですね。
新の自由ってなんなんでしょうね。
誰からもその価値観を押し付けられなくなることかもしれないですね。
閉ざされた集合意識に振り回されなくなることかもしれないですね。
でもそれらが人からの価値観や集合意識だったと氣づくには
そこから解放されるということは
誰もが体験を通して、そこから精査して、自分を自由に導いてゆくのかもしれない。
やはり人生は、目覚めて解放してゆくだけの、それらの体験が必要なのかもしれない。
私もたっぷり体験したから、あとは深くそして広く目醒めてゆくだけだ✨